ロッシーニ、歌劇「新聞」



歌劇「新聞(La Gazzetta)」 (2005)    
    
        
            

チンツィア・フォルテ (Cinzia Forte)
ブルーノ・プラティコ (Bruno Pratico)
ピエトロ・スパニョーリ (Pietro Spagnoli)
チャールズ・ワークマン (Charles Workman)
アガタ・ビェンコフスカ (Agata Bienkowska)

マリサ・マルティンス (Marisa Martins)
シモン・オルフィラ (Simon Orfila)
マルク・カントゥーリ (Marc Canturri)
マウリツィオ・バルバチーニ (Maurizio Barbacini) 指揮

リセウ劇場オーケストラ・アカデミー (Orchestra Academy of the Gran Teatre de Liceu) 
インテルメッツォ合唱団 (Intermezzo Chorus)



〇2005年7月1,3日、バルセロナ・リセウ劇場(ライヴ)



〇輸入盤、OPUS ARTE、OA0953D、(2枚組)



〇2006年8月1日、タワーレコード札幌ピヴォ店、5190円税込み、4943円税抜き



〇イタリア語歌詞、155分(オペラ148分、エクストラ7分)





〇英語、仏語、独語、西語、伊語、カタルーニャ語字幕



〇日本語字幕なし



〇あらすじ



パリの美しい庭園。
 理想の女性を捜し求めている青年アルベルトは、理想の女性が見つからないと嘆いている。世界中を歩いたのに、好みの女性にはめぐり合えなかったというアルベルトは、マダム・ラ・ローゼと一緒に新聞を買って読み始める。そこに、お金持ちの商人ドン・ポンポーニオがやってくる。彼は、娘の結婚相手募集の広告を新聞に載せたところ。これで世界中から求婚者が続々やってくるに違いないと自慢気だ。アルベルトが、その広告に気づいて読み上げるが、あまりにも法外なその条件に、みんな呆れ果ててしまう。こんな広告を出したのはいったい誰だ? 尋ねられた新聞売りは、ドン・ポンポーニオを指差す・・・





 宿屋の主人フィリッポは、ドン・ポンポーニオの娘リゼッタと実は密かに愛し合っており、彼の出した新聞広告のことで悩んでいる。そこに、旅の商人アンセルモが娘のドラリーチェと一緒に到着する。リゼッタもやってきて、わがまま娘振りを発揮していると、アルベルトがやってきて、新聞広告の求婚者として名乗り出る。フィリッポは、居合わせたリゼッタを自分の妻だと言って紹介したので、アルベルトは、折りよく来合わせたドラリーチェを新聞広告の女性だと思い込んでしまう。彼から新聞広告のことを聞かされたドラリーチェは傷つくが、アルベルトは本気でドラリーチェを好きになる。アルベルトは、ドン・ポンポーニオに「お嬢さんをください」と申し入れるが、ドン・ポンポーニオは、アルベルトと言う名前が平凡すぎると言って気に入らない様子。が、アルベルトは、「アレクサンドロス大王の父、マケドニアのフィリッポの末裔だ」とでっち上げたので、ドン・ポンポーニオは、娘のリゼッタに、「フィリッポという男と結婚させる」と告げ、勘違いした彼女は大喜び。しかし、父が指差す相手はフィリッポではなくアルベルト。アルベルトも、結婚相手がドラリーチェではないのでがっかりし、リゼッタはフィリッポの妻では?と言い出し、ドン・ポンポーニオは怒り出す。



 問い詰められたフィリッポは、「新聞広告に腹を点てたリゼッタに仕返しをしたいと頼まれたので、夫のふりをしただけ」と弁解し、金持ちのクエーカー教徒が求婚にやってくるからと、ドン・ポンポーニオをだます。リゼットも口裏を合わせるのだが、フィリッポが結婚していると聞かされて気絶する。ドン・ポンポーニオは、娘が死んだと勘違いして嘆き悲しむ。が、すぐに起き上がったリゼッタと言い争いになる。そこに、クエーカー教徒に返送したフィリッポがやってきて、求婚しにきたとドン・ポンポーニオに告げる。彼が気に入ったドン・ポンポーニオだが、娘のリゼッタは、半信半疑。フィリッポは芝居が台無しだと呟く。



 トラヴェルセンが、「お嬢さんと結婚したい」と申し出たので、アンセルモは大喜びする。しかし、肝心のドラリーチェは浮かぬ顔をしている・・・彼女も、アルベルトに心惹かれているのだ。アルベルトも、ドラリーチェがトラヴェルセンと結婚してしまうのではないかと気が気でない様子。庭では、フィリッポが何とかリゼッタと仲直りをしようとしているが、リゼッタは意地を張っている。が、フィリッポが「自殺する」と言い出すので、仲直りをする。恋に苦しむアルベルトは、ドラリーチェが彼を愛しているとフィリッポから聞き、気を取り直す。フィリッポは、「客のクエーカー教徒が帰ってしまったのはあなたのせいだ」と難癖をつけて、ドン・ポンポーニオに決闘を申し込み、アルベルトも、「お嬢さんをくれると言ったのに、結婚させてくれなかった」と言って、ドン・ポンポーニオに決闘を申し込む。が、3人とも、本気で決闘する気はないものだから、あれこれ言い訳を考えては決闘するのを引き伸ばし、結局、決闘しないで和解してしまう。



 ドラリーチェは、「舞踏会を開いて、隙を見て駆け落ちしましょう」とリゼッタを誘う。ドン・ポンポーニオが出発すると言ってやってきたので、慌てたリゼットは気絶する振りをする。息を吹き返したリゼットは、「自分で決めた人と結婚したい」と父に頼むが、ドン・ポンポーニオは聞き入れない。フィリッポは、ドン・ポンポーニオに、「トルコ人に返送して舞踏会に行けば、お嬢さんを捕まえることができる」と耳打ちする。仮装舞踏会で、アルベルトとドラリーチェ、フィリッポとリゼッタは、互いに相手を見つけ出すが、ドン・ポンポーニオは娘を見つけられない。トラヴェルセンとアンセルモもやってくるが、マダム・ラ・ローゼに「娘さんたちはもう結婚してしまいましたよ」と言われてびっくり仰天。しかし、二組の恋人たちが許しを請うので、父親たちも許すほかなく、彼らの結婚を認めることにする。



http://homepage2.nifty.com/aine/opera1/opera207.html 





〇2006年8月号、レコード芸術の海外盤試聴記(282ページ)に登載記事。



c0095306_21464183.jpg





c0095306_21464107.jpg



c0095306_21464100.jpg



c0095306_21464273.jpg


by book_cd | 2006-09-13 14:47 | クラシック(DVD 3)
<< ロッシーニ、歌劇「イタリアのト... サンタナ② >>